Xbox One Sからブルーレイドライブを取り除いた安価な新型Xbox Oneが5月に発売されるとの噂について。
クラウドを活用したドライブレスの新型Xbox One S

Xbox Oneシリーズのスタンダードモデルとして、初代と入れ替わりでアップグレードしたXbox One Sですが、Wndows Centralに寄ると、以前から噂になっていたブルーレイドライブを取り除いた安価なモデルをマイクロソフトが5月に発売する予定とのこと。
4KブルーレイドライブレスのXbox One Sは「Xbox One S All-Digital Edition」と呼ばれ、ダウンロード版を購入してプレイする方式になる。
ドライブレスのゲーム機といえば、PSP Goがあったが時代が追いついていなかった。大容量の記憶装置(HDDやSSD)が安価になり、5G通信の高速通信が目の前に迫っているので、タイミング投入のタイミングとしてはベストタイミングかもしれない。
4Kブルーレイドライブがなくなることで新型Xboxが2万円ほどで販売される?
Xbox One S All-Digital Editionは、4Kブルーレイに対応したドライブを無くすことで物理的なコストとブルーレイのライセンス料などのソフト分が安く出来るため、販売価格は200ドル(2万円ほど)を目指しているとのこと。
これは、現状販売されているXbox One Sは一番安い「Xbox One S マインクラフト同梱モデル(HDD 500GB)」よりも1万円ほど安く買えることになる。
直近で新たに発売されているXbox One Sのソフト同梱モデルはHDD 1TBに移行しており同梱されているゲームによって少し価格が高い。
また、既にXbox向けのゲームのパッケージ版を持っている場合は、ダウンロードコードと引き換えてくれるプログラムが噂に上がっていたが、こちらについては不明。
ブルーレイドライブレスXboxは、Xbox Game PassとxCloudを活用するモデルとなるか?
Xbox Oneシリーズでは、専用ストアでXbox向けのゲームのダウンロードを販売しているが、毎月定額でゲームが遊び放題になるXbox Game Passというプログラムもある。
日本では提供されていないサービスだが、Xbox Game Passは月額9.99ドルで対象のゲームをダウンロードして遊ぶことが出来る。
そして、Project xCloudはXbox One向けのゲームをストリーミングでスマホやPC、Xboxで遊べるようにするプロジェクトだ。
Xbox Game Passでゲームを毎回ダウンロードせずにxCloudを利用してストリーミングプレイを行うことでハード側にほとんど依存しなくなる。
こうなるとハード側にブルーレイドライブは必要なくなる。ブルーレイドライブレスにすることでゲームのダウンロード&ストリーミングで遊べる機器として一家に一台あってもいいだろう。
4KブルーレイドライブがなくてもXbox One向けのサービスは利用出来る。
ブルーレイドライブがないだけで、そのほかの仕様はXbox One Sと同じになるはずだ。
YouTubeやDAZN、Netflixといった動画配信サービスのアプリを利用して動画をXbox Oneで楽しむことはできるはず。
もちろんゲームプレイの配信サービス、Mixerにも対応するだろう。
そのほか新たに公式サポートを始めたキーボードとマウスについても当然利用可能だろう。
安価なXbox Oneで普及する?
2万円ほどの価格帯となるとテレビのセットボックスと競合する価格帯になってくる。
AmazonのFire tvやApple TVが競合となってくるが、Xboxのフルゲームが遊べて、同じような動画配信サービスに対応してるとなると「Xbox One S All-Digital Edition」を選択する可能性はある。
ただ、最近の4Kテレビ自体が動画配信サービスに対応済みなので、フルHDのテレビから買い替え済みのユーザーには響かないだろう。むしろその層は4Kゲームに対応しているXbox One Xを選択するはずだ。
Xbox One専用ゲームを遊ぶために買うにはいいかもしれない
マルチで発売されるゲームが多い中、少なからずXbox One向けの独占タイトルというのは存在します。そういったXbox専用の独占ゲームをプレイするために3万円ほど出してXbox One Sを買おうか悩んでいた層には響きそうです。
私もこの価格帯ならXbox One S All-Digital Editionが一台欲しいので正式発表が楽しみです。
正式発表がありましたので、記事をご確認ください。
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