マイクロソフトが他社に先駆けて次世代のXboxをE3 2019で発表する模様
Xbox Oneの初期モデルは米国で2013年11月22日になっており、すでに5年以上が経過している。家庭用ゲーム機の多くが5年サイクルで新型を発売する傾向にあり、いよいよ次世代機を発表する。
次世代Xboxは最初から2バージョンで販売する?
E3 2019で発表される次世代Xboxについての噂として、2つのバージョンで発表されることが噂されている。
現行機のXbox Oneでは、初期モデルの後にモデルチェンジ機種としてXbox One Sが販売され、その後Xbox One Xが家庭用ゲーム機としては最高スペックのゲーム機として販売されている。
Xbox One Sは初期モデルから値下げされ、更にUHDBDプレイヤーとしても利用できるので、4Kブルーレイディスクで映画やアニメを楽しみたい層にも人気のモデルだ。
Xbox One SとXbox One Xは当時発売ではなかったが、次世代Xboxでは最初から2バージョンで発売にすることになるようだ。
次世代XboxはどちらもAMDのAPUを採用する模様
次世代XboxはPS5(仮)と同じく引き続きAMDのAPU(CPU+GPUを1つのチップに収めたもの)を採用する模様。
CPU部分は最新のZen2世代のRyzen 3000シリーズ、GPU部分には現在発売されているVegaではなく次世代のNaviと呼ばれる世代のGPUを使ったモデルになる。
マイクロソフトもソニーもAMDのAPUを採用するため、大幅に違うスペックにはならないかもしれないが、それ以外の部分でカスタマイズや独自色を出してくるのだろう。
またマイクロソフトは、次世代機と並行して「ハードの世代や機種に依存しない」クラウドゲーミングにも取り組んでいるので、遊び方に幅が広がりそうだ。
あくまでも開発時点のコードネームが噂に出てきているだけなので、マイクロソフトから発表されるときは正式名称で発表されることになる。
次世代Xboxのベースモデルのコードネーム「Anaconda」
1つはコードネーム「Anaconda」と呼ばれる通常モデルもしくはベースモデルと呼ばれる機種。
現行機種のXbox OneとXbox One Sに相当する位置づけと考えるべきだろう。ベースモデルとあって、値段もスペックも抑えめになるかもしれないが購入しやすく、互換にも期待できるので遊ぶゲームには困らなそうだ。
噂では、現行機のXbox One Xほどの性能でXbox One S程度の価格になるようだ。
詳細がわかっていないのでなんとも言えないが、4Kテレビに当面移行する予定がなければベースモデルのAnacondaでもいいかもしれない。
次世代Xboxでも最高性能を追求するコードネーム「Scarlet」
もう1つはコアゲーマー向けの最高スペックの次世代Xboxになると噂のコードネーム「Scarlet」だ。
Xbox One Xと同じ家庭用ゲーム機としては最高スペックのモデルになる模様で、ベースモデルのコードネーム「Anaconda」を超えるAPUとメモリ容量を採用することになる。
4Kのゲームでどこまでパフォーマンスが出るのか気になるところだ。
Xbox One Xのように後から上位モデルが出るよりも先々バージョン変更があるにせよ、最初から上位モデルが用意されているのは、コアゲーマーにとっては嬉しい販売形態だ。
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