Microsoftが新たにXbox One向けゲームのクラウドゲーミングサービス、Project xCloudを発表した。
一部の地域で2019年からオープンベータテストが開始予定だ。
クラウドゲーミングサービス Project xCloud
Project xCloudは、Xbox Oneのゲームをストリーミングで遊べるサービスで、あらゆるデバイスで遊ぶことが出来るようにするとのこと。
映像にもあるとおり、Xbox oneのゲームがスマートフォン、タブレットでプレイすることが出来る。

Microsoftブログより
Xbox oneコントローラがブルートゥース接続されていない場合は、画面上にゲームアプリと同様に擬似的なパッド、ボタンが表示される仕組みになっているようだ。
PS4でもPS nowがクラウドゲーミングサービスとして提供されているが、月額2,500円と高額でPS4とPCでのみ利用できるので、Project xCloudの方が幅広い端末をサポートしている。
マイクロソフトのAzureサーバを駆使してクラウドゲーミングを実現する
Project xCloudのクラウドサーバーは、マイクロソフトの自社クラウドサーバーサービスのAzureを利用している。
Xbox One Sが4台分はいったブレードサーバで処理する。
またゲームストリーミングを行う際の遅延処理も対策しており、10Mbpsで通信できれば動作するので、日本のスマートフォンで利用されている4G回線でも快適に遊ぶことが出来る。5Gになるともっと高速で通信できるので更に快適になるのだろうか。
Wi-Fiや5G回線の転送速度であれば、フルHDのゲームを自宅のXbox oneでプレイしているときと同等のレスポンスになればハードを買う必要もなくなる。
遊べるゲームはXbox game passと同じ?
発表の中で約3000種類のゲームが対応しているとのことで、対応しているゲームの数が毎月定額で遊び放題になるXbox game passと同じくらいの数になっている。
開発者側もProject xCloudに対応する作業は必要なく、Xbox oneで動作すればそのまま動作するとのこと。追加の作業が必要ない分、対応するゲームがどんどん増えていく
Xbox game passは日本ではサービスが開始になっていないが、Project xCloudは日本もサービス展開地域にはいっている。
Xbox game passと一緒にこのProject xCloudが利用可能になればぜひ遊びたい。
ちなみにXbox game passは月額9.99ドルなので、対戦などを行うXbox live Goldと合わせると月額2000円ほどになりそうだ。PS Nowに比べると若干安い価格になるかもしれない。
別途Xbox Liveに加入が必要な場合は、12ヶ月プランで加入すると若干安いので、Project xCloudで継続して遊ぶ場合は年間で加入した方が割引になるだろう。
初期コストがほとんどかからないでXbox Oneのゲームが遊べるので、Xbox One専用になっているゲームを遊ぶのには最適かもしれない。
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