任天堂から、かねてから噂があった新型Nintendo Switch、「Nintendo Switch Lite」が発表された。
「Nintendo Switch Lite」は、Nintendo Switchの「携帯モード」専用です。
「Nintendo Switch Lite」と「Nintendo Switch」の違い

「Nintendo Switch Lite」は「Nintendo Switch」を携帯機に落としこで、軽く、安くしたモデルです。
「Nintendo Switch Lite」と既に発売済みの「Nintendo Switch」の価格や特徴など、違いを見ていきましょう。
「Nintendo Switch Lite」の価格と発売日、カラー展開などの詳細
価格は「Nintendo Switch」の29,980円(税別)よりも1万円安い19,980円(税別)
カラーは、イエロー、グレー、ターコイズの3色で発売
本体には、Nintendo Switch ACアダプター(USB-C)とセーフティガイドが付属しています。
11月1日には、ポケットモンスター ソード&シールドの限定カラー「ザシアン・ザマゼンタ」も発売されます。こちらはゲームは同梱されていないので注意してください。
ポケモンソード&シールドツインパックとNintendo Switch Liteの同時購入パックをAmazonでは用意しています。同時購入パックには、Amazon限定特典がついてきます。
ソード、シールドのそれぞれとNintendo Switch Liteの同時購入パックにもAmazon特典が用意されています。
「携帯モード」に特化したことで、小さく、軽くなった「Nintendo Switch Lite」
「Nintendo Switch Lite」は、持ち運ぶことが前提に設計されているため、従来の「Nintendo Switch」よりも本体サイズも小さく、重さは「New Nintendo 3DS LL」の約329gよりも軽い約275gとなっています。
「携帯モード」に特化したことで、「Nintendo Switch Lite」は従来の「Nintendo Switch」よりもバッテリー駆動時間が若干伸びています。
ゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルドで比較すると
- Nintendo Switchでは約3時間プレイ可能
- Nintendo Switch Liteでは約4時間プレイ可能
画面サイズは、「6.2インチ」から「5.5インチ」にサイズダウンして小型化いますが、解像度は1280×720ピクセルのまま
「Nintendo Switch」の画面をギュッと小さくしたことで、1インチあたりの解像度は、「Nintendo Switch Lite」の方が高い。
「Nintendo Switch Lite」は、テレビにつないで遊ぶことが出来ない。
「Nintendo Switch Lite」は、「携帯モード」専用なので、テレビにゲームの映像を出力して遊ぶことが出来ません。
電源の接続端子は「Nintendo Switch」と変わらずUSB-Cですが、映像出力機能が削減されているため、Nintendo Switchのドックに挿さっても映像を出力することが出来ません。
テレビの画面で遊びたい場合は、「Nintendo Switch」が必要です。
「携帯モード」に特化しているため、機能が削減されている
「Nintendo Switch」のジョイコンとは違い、「Nintendo Switch Liteは」コントローラーが本体と一体となっています。
このためジョイコンに搭載されていた「モーションIRカメラ」と「HD振動」が削除されているので、ゲーム内での振動機能など使えないものがあります。
「1.2スイッチ」のようにジョイコンを使ったゲームを遊びたい場合は販売されたからジョイコンを買って接続することで遊べます。
ニンテンドーラボで遊びたい場合は制限がかかるので、制限なしで遊ぶ場合は「Nintendo Switch」が必要です。
「Nintendo Switch Lite」は普及モデルとなるか
「携帯モード」に特化したことで、コストダウンとサイズダウンが実現できた「Nintendo Switch Lite」ですが、従来の「Nintendo Switch」でもスプラトゥーンのような1人でしか遊べないゲームを家族で遊ぼうとすると取り合いになってしまっていました。
二台目需要というのは任天堂自身が把握しているようで、マイニンテンドーストアではドックやケーブルがないバージョンも販売しています。
従来の「Nintendo Switch」はみんなでテレビで遊ぶ用に「Nintendo Switch」、子供達に専用の「Nintendo Switch Lite」を買い与えることになる親御さんも多そうです。
ダウンロード版は複数の「Nintendo Switch」で遊べる
新たに子供用として「Nintendo Switch」シリーズを追加購入した場合、新たにダウンロード版を買い直す必要かはありません。
こうした需要を見越してか、ニンテンドーアカウントには複数台の「Nintendo Switch」を紐つけ出来る仕組みになっています。
「Nintendo Switch Online」を契約したアカウントや、ダウンロード版を買ったアカウントをマスターとして、新たに買った「Nintendo Switch Lite」にもマスターアカウントを紐付けすることで、追加購入することなく遊ぶことが出来ます。

パッケージ版だとゲームカード1つにつき、1台しか利用できないので、今後はダウンロード版を購入する割合が増えそうですね。
ただし、二台以上の「Nintendo Switch」で同時には遊べないのでご注意ください。
マリオカートで対戦したい時はテレビにつないだ「Nintendo Switch」で遊びましょう。スプラトゥーンを同時に遊びたいときはもう1本買う必要があります。
詳しくは「いつも遊ぶ本体」についてをご確認ください。
ダウンロード版を買う時はお得な「ニンテンドーカタログチケット」を活用するのがお得
家族で複数台の「Nintendo Switch」シリーズを利用する場合はダウンロード版が便利です。
ダウンロード版を買う時は「ニンテンドーカタログチケット」を活用するとお得に買えます。
任天堂のゲームのダウンロード版2本がダウンロードできる2枚組のチケットです。バラバラに利用できるので、欲しいゲームが直近1本だけでもチケットを1枚保存しておけます。
普及モデルとして「Nintendo Switch Lite」はとても売れそう
「Nintendo Switch Lite」が登場したことで、ダウンロード版の共有もできることもあいまって、大幅にユーザー数が伸びそうな気がします。
「Nintendo Switch Online」もファミリープランがあるので、追加購入してもオンラインでゲームが遊べます。
「Nintendo Switch」を家族間で共有していてもどうしても追加で欲しくなります。ですが、税込みで3万円を超えるので気軽に「もう一台」ということはできませんでした。
携帯モード限定の割り切り前提で子供達や自分専用に「Nintendo Switch Lite」を買って、テレビで家族や友人と遊ぶように「Nintendo Switch」を置いておく。みんなで「Nintendo Switch」を持ち寄って遊ぶ時も携帯機の軽さになっているので、持ち運びも便利。
「Nintendo Switch」のメインターゲットにばっちりあっていそうなので、「Nintendo Switch Lite」が発売されるとかなり売れそうな気がします。
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