人気バトルロイヤルゲームApex Legendsの大型アップデート、シーズン2バトルチャージが米国時間の7月2日 午前10時から配信開始になる。
シーズン2ではシーズン1のアップデートよりも多くの機能が実装されており、初心者でも遊びやすくなるように工夫されている。
Apex Legends シーズン2 バトルチャージの詳細

シーズン1でオクタンが追加され、バトルパスが実装されたのと同様にシーズン2でも新レジェンドの追加、さまざまな追加要素と新たなバトルパスが販売されます。
シーズン2で追加される要素を紹介していきます。
新レジェンド:ワットソンが追加
シーズン2から新レジェンド「ワットソン」が追加されます。

ワットソンは、防衛タイプのレジェンドで電気を使ったアビリティが利用可能。
ワットソンにももちろん利用できる戦術アビリティ、パッシブアビリティ、アルティメットアビリティが設定されている。
戦術アビリティは「周辺セキュリティ」
ノード(鉄柱)を設置して、ノード同士を電気接続すると電気フェンスが作成出来る。
ノード間を伝わる電気に触れるたレジェンドは、ダメージを受けて行動が鈍くなるので、一気にダウンを奪うことが可能なトラップです。
パッシブアビリティ:「天才のひらめき」
アルティメットアビリティを利用するには、時間経過かアルティメット促進剤で一気に時間を短縮するのが通常ですが、ワットソンのパッシブアビリティ「天才のひらめき」では、究極の促進剤がアルティメットアビリティをフルチャージしてくれる。
また、インターセプターパイロンの傍にいると戦術アビリティのリチャージが加速する。
アルティメットアビリティ:「インターセプターパイロン」
ワットソンのアルティメットアビリティでは、電気パイロンが設置出来る。パイロンは飛んでくる軍需品を破壊して、シールドの損傷を最大3まで修復してくれる。
フラググレネードや、ジブラルタルの防衛爆撃やバンガロールのローリングサンダーの防御にも役立つ。
新武器「L-スター」の追加と新アタッチメント、武器調整が行われる
まず最初に新武器のL-スターを紹介します。
「L-スター」は、エアドロップパッケージからのみ入手出来る強力な新武器です。強力な武器であると同時に他の弾薬は利用できず、固有の弾薬となりリロードが利用できません。
また、威力が高いかわりに弾速が遅いので、厳密に照準を合わせるよりもおおよその動きを予測して撃つことでダメージを与えられる。
新型ホップアップとアタッチメントも追加
新型ホップアップは、オルタネーター、RE-45で利用できるディスラプター弾とP2020、モザンビークで利用できるハンマーポイント弾が追加されています。
モザンビークはApex Legends最弱の武器で、誰も拾わない、使われないので武器交換時に唯一投げとばすモーションが実装されているネタ武器でした。
ハンマーポイント弾が利用できるようになり、非アーマー状態ではダメージが上昇するので、スタート直後のアーマーなしの混戦や終盤で役立つ武器になりそうです。
新型アタッチメント:エネルギーマガジンが追加。
ハボック、ディヴォーション、トリプルテイクのアタッチメントとしてエネルギーマガジンが追加され、これまで一度に込められる弾数が少なかったトリプルテイクで装填数が増えるのは嬉しい追加です。
この他にもさまざまな武器の調整がされていますので、きになる方は公式ページのパッチノートをご確認ください。
シーズン2のゲームシステムから適正な実力同士で戦えるランクリーグの実装

シーズン2以降は、シーズンごとにランクリーグが設定され実力にあったランクに入ることになります。勝ち続けていれば高いランクに、なかなか勝てなければ低いランクのリーグで戦うことになります。
これまで極端にうまいユーザーと初心者が遭遇してしまうと、あっさり終わってしまいゲームの楽しさ激減していました。シーズン2が開始時は混戦になりそうですが、直ぐに適切なランクリーグに振り分けられるでしょう。

ランクリーグは、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイアモンド、Apexプレデターという6つのリーグに分かれます。
さらにApexプレデターを除く全ティアは4つのディビジョンに分類されるので、シルバーランクリーグでもシルバー4からシルバー1まで段階的に上がっていくことになります。
シーズン2から始まるランクリーグなので初回はブロンズ4から全プレイヤーが始めることになりますが、シーズン3からは前シーズンの所属ランクによって決まる仕組みです。
ランクスコアの獲得条件
ゲームプレイ中の行動によってスコアが算出されます。スコアはRP(ランクポイント)を使って計測され、シーズンを通して増減します。
各リーグでのランクマッチはRPを消費して参加します。
- ブロンズマッチ:無料
- シルバーマッチ:1RP
- ゴールドマッチ:2RP
- プラチナマッチ:3RP
- ダイアモンドマッチ:4RP
- Apexプレデターマッチ:5RP
ランクマッチの成績で獲得できるRP
- キル:1RP〜5RP
- Top10入り:2RP
- Top5入り:4RP
- Top3入り:7RP
- 勝利:12RP
順位での獲得は1つだけで、キルを足すと最大で17RPが一回のランクマッチで獲得可能です。
Apexプレデターマッチには参加するだけで5RP使ってしまうので、キルとTop5入りすることでようやく参加に使ったRPが戻ってきます。
ゲーム中の切断などへの「ペナルティ」の追加
Apex Legendsでは、これまでペナルティがありませんでした。そのため、使いたかったレジェンドが先に選択されてしまって切断・退出したり、他のプレイヤーに倒されてしまって回収待ちになった時点での即切断・退出が横行していました。
シーズン2からの「ランクマッチ」ではRPを使用してランクマッチに参加することを加味して、ランクマッチを放棄した時点で「通常マッチ」と「ランクマッチ」でのペナルティが追加。
ランクマッチを放棄した頻度が多いほど、マッチ参戦の所要時間が増加していく仕組み。
Apex Legendsでの「ペナルティ対象となる行動」と「ペナルティ」
ペナルティ対象となるプレイヤーの行動は、レジェンドの選択画面での切断(任意のレジェンドが先に選択されたなど)、マッチ中生存状態での退出、リスポーン待ち状態での退出です。
ペナルティが課されると最短で5分間、最大で1週間、「通常マッチ」と「ランクマッチ」がプレイできないことになります。
ペナルティ対象となる行動が多ければ多いほど、ペナルティ期間が長くなるので気をつけましょう。
予期せぬエラーでの敗北免除もあるが、故意のエラーは危険
またApex Legendsをプレイしていると発生するエラーについては、クライアントエラーも含めペナルティの対象外となるため敗北免除が実装されています。
普通にプレイしていても結構簡単にエラーが出て最初の画面に戻されるのは、EA側も把握しているようです。
シリーズ開始時には比較的寛容な措置を行いますが、その後はプレイヤーの行動の監視によってより慎重な判定を行う予定です。敗北免除の悪用が認められた場合は、厳格な運用を行います。
ただし、切断などを繰り返してエラーを発生させて敗北免除を繰り返すユーザーがいた場合は、厳格な対応を行うとのことなので、永久BANや凍結などがあるかもしれませんのでご注意ください。
新レジェンド「ワットソン」がとても楽しみですし、ペナルティの追加で救出に向かっている間に退出されることも減りそうなので、個人的にはシーズン2がとても楽しみです!
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