AMDからPS5に搭載予定のZen2を採用した新CPU「Ryzen 3000シリーズ」とRDNAを採用した新GPU「Radeon RX 5000シリーズ」が発表

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AMDはCOMPUTEX TAIPEI 2019の開幕前に基調講演を開催し、新しいCPUとGPUシリーズについて発表を行った。

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PS5にも搭載される新CPUとGPU

発表になったCPUとGPUは以前からロードマップなどで発表があったように、Zen2アーキテクチャを採用さしたCPUとNaviと呼ばれていたGPUになる。

Zen2アーキテクチャを採用したRyzen 3000シリーズ

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RyzenシリーズのCPUでは、1000シリーズはZenアーキテクチャ、2000シリーズではZen+アーキテクチャを採用し、今回発表になった3000シリーズではZen2アーキテクチャとなっている。

2000シリーズよりも大幅に性能がアップしており、2000シリーズの最高性能だったRyzen7 2700Xのベンチマークスコアを3000シリーズの一番安いモデルであるRyzen3 3300がスコアで上回っている。

更新:Zen2 CPUのベンチマークスコアのツイートについてご指摘をいただいたので、公式のツイートに差し替えました。ベンチマークスコアなどについては、正式なスコアが出たら各所でご確認ください。

Ryzen3 3300は99ドルで発売が予定されているCPUなので、一番安いものを買ってもハイパフォーマンスモデルで組めることになる。

Ryzen 2000シリーズで新たにPCを自作した人はソケットが対応していると思われるので、Ryzen 3000シリーズに交換できそうです。

新GPUシリーズRadeon RX 5000

これまでコードネーム「Navi」と呼ばれてきたGPUは「RDNA」というアーキテクチャとして公開された。


RDNAを採用したGPUシリーズが「Radeon RX 5000」となる。前世代まで採用されてきたGCNアーキテクチャとは違い、GCNと比べてクロック当たりの性能で1.25倍、ワットパフォーマンスの性能は1.5倍となった。

最初の製品としてはRadeon RX 5700シリーズが2019年7月に発売されることがアナウンスされている。

NvidiaのRTX2070よりもRadeon RX 5000シリーズとの比較で10パーセントほど高性能になっているとのこと。

CPUとGPUの組み合わせでは、Ryzen7 3800XとRadeon RX 5700がintel Core i9-9900KとGeForce RTX2080Tiよりも69%高性能になるとのこと。


この性能差は、PCIe gen4を採用しているアドバンテージが大きいようだ。


Radeon RX 5700がいくらになるか不明ですが、Core i9-9900KとRyzen7 3800Xでは約3万円ほどの価格差になりそうなので、恐ろしいコスパをAMDがRyzenとRDNAで実現することになります。

PS5はPS4よりもCPU性能が大幅にアップする

PS5に採用が噂されているのがは、Ryzen3 3300よりも上のモデルです。

jaguarアーキテクチャは、Zenアーキテクチャよりも古いアーキテクチャで、パフォーマンスもZenと比べるとだいぶ下でした。


それが一気に最新のZen2を採用することになり、PS4のjaguarアーキテクチャを採用したCPUからは超大幅アップが見込める。


そしてGPUはRDNAアーキテクチャを採用することになるので、採用されるGPUのグレードによっては最新のGPUでNvidiaにも迫る性能で発売されそうですね。

コメント

  1. セキエイ より:

    上にある個人アカウントのツイッターの表は妄想ですよ。
    ソースは公式発表のみにするべきです。

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